フィッシャー夫人の冒険記

国際結婚をされている方、海外で頑張る日本人、移住を考えている皆さんを応援できるようなブログを書いていきます。

海外で成功したければ成功した人に倣え!


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こんにちは、フィッシャー夫人です。

 

今回は、海外移住において私の考えの土台を築いてくださった方の

著書を紹介したいと思います。

 

その本とは...

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「にぎやかだけど、たったひとりで」

です。

 

私とバリと兄貴

私は19歳で初めてバリ島を訪れた時にバリの魅力に惹かれ

半年後、この本の著者である"兄貴"こと丸尾孝俊さんの豪邸で

異文化交流生として2ヶ月間お世話になることになりました。

この2ヶ月間は私の人生に大きく影響を与えました。

それまでは、日本が好きではなくでも海外に住む氣もなく

努力せずに遊んで暮らしていきたいと思っていました。

しかし、兄貴邸で兄貴をはじめ、ゲストの方々や現地の人々と

話していくなかで自分の未熟さを痛感しました。

 

バリ島で学んだこと

1つ目に、日本が大好きになりました。

兄貴はバリ島に居ながら、常に日本を思っておられました。

恥ずかしながら私は、日本兵がインドネシア独立のために

命を落としていったことをバリに行くまで知りませんでした。

ご先祖様が眠るマルガラナ英雄墓地にも訪れたのですが

今の自分では他国のために戦ったご先祖様に

顔向けできないと深く反省したことを今でも覚えています。

そこから日本について勉強を始め、今では日本が大好きです。

 

この過程があったからこそ現在移民が多く交わるカナダで

日本人として誇りとアイデンティティをもって生きています。

 

2つ目に、本当の意味での社会貢献です。

もともと、途上国の貧しい人々に何か施しをしたいなと考え

異文化交流生に応募したのですが...

 

施されまくりでした。(笑)

 

バリ人いつも笑顔、超ニコニコ、つられて私もニコニコ!

いつもお腹すいてないか聞いてくれて

自分の分の食べ物も分けてくれる!まさしくオカン!!愛に溢れています。

でもなぜ日本人の方が物質的に豊かなはずなのに、なぜ日本人の顔は暗い?

私が出した結論は、モノが人を豊かにするわけではないこと。

「自分もニコニコ、相手もニコニコ。これがほんとの社会貢献」

ということです。

 

今はカナダで夫と共にバリ人並みのスマイルで

回りの笑顔をガンガン作っています!!

 

3つ目は、無敵になること。

兄貴は夕食後、ゲストの方々と将棋を指していました。

兄貴の玉将には「玉将」ではなく「無敵」と書いてあります。

兄貴は無敵になることが大切だと説いてくださいました。

無敵とは強いことではなく、敵を作らないから無敵なのだ

という優しい強さを学びました。

 

カナダは様々な国の人達が暮らしているので

自分の常識と相手の常識は異なることが多いです。

その分人とぶつかり合うことも多いですが

こちらは移民であり住まわせてもらっている身。

尚且つ日本の看板を背負っているわけです。

日本の名を汚す行動はしたくないものです。

「ぶつかり合う前に回避する、敵を作らない心配りをする。」

これをいつも考えながら生活するだけでいろんな人種の人と

気持ちよく生活できるようになりました。

 

最後に

「にぎやかだけど、たったひとりで」

私も大好きな作家吉本ばななさんが女性目線で

男気ある兄貴の教えをわかりやすく書いています。

海外で生活する身として、日本人として、

忘れてはいけないこと、受け継がなくてはならないことが

たくさん詰まった本です。

外国での生活で悩んだ時の私の羅針盤です。

 

そして私がこの本を一番おすすめしたいのは

海外で子育てをしているお母さんや

海外に通じる子を育てたいと思っているお母さんたちです。

ぜひ一度手に取ってみてください。

日本人のやさしさやたくましさを与えてくれると思います。

 

 

 

にぎやかだけど、たったひとりで 人生が変わる、大富豪の33の教え

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